他所のPC(プライベートアドレス)を遠隔サポート

とあるお客様のPC操作をサポートしています。
というか、個人的な付き合いなのでサポートが目的で当方からPCを買ってもらいました。
経緯的に、おわかりと思いますが、あまりPCの操作に慣れている方ではありません。
ところが、今年はいろいろな役回りを担当されることになり、PCの操作が必須となりました。
インターネットはつながっていましたが、いろいろなところとメールしたりファイルを送信したりすることが必要となりました。

胃が痛いらしいです。

いままで、その方以外も含めてサポートは現地+電話で済ませていましたが、この方についてはより不慣れなこととか、Vistaとかそういったこともあって(どういうわけだ)、電話のサポートでは難しい面があることを最近つくづく感じるようになりました。
(うちにももう直ぐVistaが来ます。やっとです。)


普通であれば、VNCとかRDPとか使ってサポートでしょうが、その方のインターネット環境は、CATVインターネットでDHCPによるプライベートアドレスを使用したインターネット環境です。
よって、こちらから直接アクセスができません。


現在考えているのがOpenVPNを使ったVPNでアクセスを考えています。
これによりプロキシやNATを飛び越えアクセスができるようになります。

問題は画面操作なのですが、WindowsのHome用エディションを使用されているため、リモートデスクトップは使えません。
RDPはレスポンスがいいので使いたいんですけどね。
一般的にはVNCで決まりと思いますが、今回初めて(今更!)リモートアシスタンスを試してみました。
接続に必要なRAInvitation.msrcincidentファイルにはIPアドレス情報が入っていますが、テキストエディタで修正すると別のIPアドレスでも繋がるようです。
http://support.microsoft.com/kb/921047/ja

RAInvitation.msrcincidentファイルを作るまでがちょっと不慣れな方には難しいのですが、なかなかサポート用に特化されているだけによくできているなぁと感じました。

  • ユーザの使用している画面を表示
  • 同時に画面操作が可能
  • 文字チャット
  • 音声チャット
  • などなど

ただ実際にRAInvitation.msrcincidentファイルを作るまでと、操作を受け入れるまでに結構操作が必要なので、そこまでは電話でサポートしなければいけません。
RAInvitation.msrcincidentファイルの有効期限も無制限には出来ないようですし。

結果的にはやはりVNCを使っちゃうんじゃないかと思います。

回線が細い上にSSL-VPNなので、実用に耐えるかどうか、問題もありますが、近いうちに試してみたいと思います。